割れた空が落ちてくるそのまえに…


割れた空が落ちてくるそのまえに…

私が写真を撮り始めたのは18歳の時でした。

何がきっかけだったのか?

正直覚えていないんですが、アルバイトで貯めたお金で、はじめて買ったのは「中古MF一眼レフカメラ“ニコンFE”」。50mm単焦点レンズとセットで、たしか¥15,000-だったと思います。

カメラ屋の店主に、「カメラのことがよくわからないんですが、写真を撮りたいんです。どれがいいでしょうか?」と助言を求めたら、「何を撮りたいの?」って聞かれて「空とか…人とか…」って答えた記憶があります。

そしたら、店主は「カメラ本体はマニュアルにして、とりあえず単焦点レンズで撮ってみたらいいよ!」ってオススメしてくれたものをそのまま「じゃ、それで!」と、即購入しました。

その時は、ハッキリ言って単焦点レンズって何?ってレベルの知識しか恥ずかしながらありませんでした…。買ってから単焦点という意味を調べた位です。。。そんな浅はかな知識でよく買ったもんだと、今では思いますが・・・。

その頃に撮った写真が今でも押し入れにしまってあり、片付けなどをするとふいに見返してしまいますが、その中で一番多い被写体が「」です。これでもかってくらいに同じ画角で同じ風景を3枚くらいずつ撮っているんです。その頃、同じ状況下で補正やシャッタースピード、絞りを調整してどのように写るのかを試していたなぁと思い出します。もちろんフィルムだったので現像費がひたすらかかりました…。傍から見たらかなり無駄なお金を注ぎ込んでいたように思いますが、思い返してみれば、それは決して無駄ではなかったんだろうな~と身に染みています。

あの頃に、「お金がかかるけれど、好きなことをやっていたい!」と真っ直ぐだったその気持ちは、きっとかけがえのない今につながっているんだと信じたいものですね。

今日は、誰でも何処でも直ぐに撮れる「」という被写体を、違った角度で写している「Bing Wright」という写真家をご紹介します。

割れた鏡に映り込む彩豊かな空を、独自視点で撮影し作品としています。

それでは、いくつかご紹介しましょう。

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ごくありふれた夕焼けも、割れた鏡を通すことで新たな世界を作り出すことが出来るんですね。もし、鏡を割ってしまったときは是非お試しください。くれぐれも破片には注意ですね。

それでは、良い鏡ライフを!


[記事公開日]2014/08/25

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